世間でコロナが猛威を振るっていた時期、家での時間が増えたことで、快適な空間を作るために家具やインテリアを購入されたという方も多いのではないでしょうか。
そんな家具・インテリア関連の事業を行っている企業の中には高配当銘柄があります!
今回は家具やインテリア関連の高配当銘柄について、いくつか紹介していきたいと思います!
家具・インテリア関連企業の高配当銘柄
ここからは家具やインテリア関連事業を主要な事業としている高配当企業の詳細を紹介していきます。
今回ご紹介する企業は主に商業施設やオフィス、ホテルなどへの売上比重が大きいため、耳なじみが薄いかもしれません。ただ、全て創業50年以上の老舗企業になります。
また海外事業も積極展開しているため、安定性や成長性という部分にも期待できるかと思います!
その他分野の高配当銘柄も紹介しています!
興味のある方はコチラもご覧ください!
⇒【高配当】5万円以下で買える日本株高配当銘柄をご紹介!利回り5%越えも!!
⇒【高配当】5%近い配当利回りも!高配当のゲーム会社銘柄をご紹介!
⇒【高配当】クレジットカード・電子マネー関連企業の高配当銘柄をご紹介!キャッシュレスを追い風に!!
高配当銘柄①:サンゲツ (8130)
その①はサンゲツです。
創業170年以上の老舗企業で、上場以来40年以上黒字経営を継続する安定感のある企業です。
インテリア内装材におけるトップシェア企業で、住宅から非住宅分野まで、室内空間を彩る壁紙や床材、カーテン・椅子生地をトータルに扱っています。
海外事業も積極的に展開を行っており、北米市場、中国市場、東南アジア市場を中心に、インテリア内装材の製造・販売を行っています。
以下、サンゲツの株式情報です。
株価 | 2,819円 (2024/09/29現在) |
配当権利確定月 | 3月末、9月末 |
年間配当 | 150円 |
配当利回り | 5.32% |
株主優待 | – |
配当は年2回で、合計で5%程度の配当利回りがあります。
長期の株価チャートは以下となります。
全体として上昇傾向のチャートを描いています。
2022年後半から一気に株価が上昇しています。
こちらはコロナによる業績悪化からの回復と、配当の大幅増加に基づく上昇となります。
また、中期経営計画(2023-2025)【BX 2025】においては、130円を下限とした安定的な増配を目指す方針となっており、株主還元の姿勢をうかがうことができます。
更なる増配も期待できそうですね…!
高配当銘柄②:ドリームベッド(7791)
その②はドリームベッドです。
創業50年を超える老舗企業です。
名前の通りベッドメーカーとして創業し、現在ではベッドに加えリビングソファ、インテリア用品の製造・販売を行っています。主力製品であるベッドについては、デザイン開発、製造、販売を一貫して行い、中でも、マットレスは自社製造にこだわることで、技術力を堅持しています。
以下、ドリームベッドの株式情報です。
株価 | 768円 (2024/09/29現在) |
配当権利確定月 | 3月末、9月末 |
年間配当 | 32円 |
配当利回り | 4.24% |
株主優待 | 自社商品購入割引等 |
配当は年2回で、4%程度の配当利回りがあります。
長期の株価チャートは以下となります。
上場が2021年6月となるので、チャート自体は短めです。
株価は上場後大きく下落し、その後は横ばいとなっています。最近多いIPOの株価形成です。
直近の業績は横ばい、やや下降傾向ではありますが、増配を行っており、株価をキープしています。
上場以来の配当推移は以下の通りです。
2022年実績:25円
2023年実績:30円(+5円増配)
2024年実績:32円(+2円増配)
2025年予想:32円
配当性向は50%未満で増配の余力もまだまだありますが、今後の業績推移は注視する必要があります。
高配当銘柄③:遠藤照明(6932)
その③は遠藤照明です。
こちらも創業50年を超える老舗企業です。
照明器具の製造・販売を主軸としつつ、LED照明器具等のレンタルを柱とするコンサルティング事業やインテリア家具・用品の販売事業も行っています。
また、商業施設用照明器具では国内トップクラスの企業で、海外展開も積極的に行っています。
以下、遠藤照明の株式情報です。
株価 | 1,357円 (2024/09/29現在) |
配当権利確定月 | 3月末、9月末 |
年間配当 | 40円 |
配当利回り | 2.95% |
株主優待 | – |
配当は年2回で、3%程度の配当利回りがあります。
長期の株価チャートは以下となります。
株価は2012~13年頃に大きく天井を付けた後下落、現在は横ばいという推移をたどっています。
基本的には、業績と配当額が反映されたようなチャートになっています。
配当に関して、2012~20年頃までは配当利回りが3%~5%程度の間を左右していました。
ただ、コロナ期業績悪化とともに配当が減額、利回りも1%後半~2%前半の水準まで落ちました。その後、業績は急反発したものの配当額はなぜかなかなか戻らずという状況が続いてましたが、ようやく増配傾向に戻りつつあります。
現在の配当利回りは低いですが、期待を込めて今回ご紹介させていただきました。
業績自体は好調です。
PERが5倍、PBRが0.5倍程度の水準となっており、現状は全く人気がありません。
東証からの「PBR1倍以上にしてね」忠告もありますので、今後の株価対策に期待です。
まとめ
以上、家具・インテリア関連企業の高配当銘柄をご紹介しました。
今回ご紹介した3社は、創業からの期間も長く安定した業績を保っている企業となります。
身近な分野ではありますが、高配当銘柄としてはニッチな分野かと思います。老舗の安定感がある銘柄で、高配当が欲しいという方は是非保有も検討してみてはいかがでしょうか。