キャッシュレス決済の普及に伴い、クレジットカードや電子マネーが身近なものとなってきました。
キャッシュレス決済のみ対応するようなお店も出てきていますね!
こういった変化に伴い、クレジットカードや電子マネーといったキャッシュレスサービスは需要が増加しています。実際にこういったサービスを提供する企業の中には、業績が伸びていたり、配当を大きく増やしたりしているところも多くあります!
そうです!クレジットカードや電子マネーを発行する企業の中には高配当銘柄があるのです!
そこで今回はクレジットカード・電子マネーといったキャッシュレスサービスを提供する高配当銘柄について、いくつか紹介していきたいと思います!
ちなみに…電子マネーが無料でもらえる優待銘柄については以下の記事で紹介しています!
興味があれば是非こちらもご覧ください!!
⇒ 【株主優待】電子マネーが無料でもらえる優待銘柄をご紹介!
クレジットカード・電子マネー関連企業の高配当銘柄
ここからはクレジットカードや電子マネーといったキャッシュレスサービスの提供を行う高配当銘柄の詳細を紹介していきます。
普段からクレジットカードや電子マネーで決済する機会が多い方もおられるかもしれません。
実際に自分が体験し、感じた情報は何物にも代えがたい価値ですので、投資においても相当な武器になります。もしご自身が好きで使っているカードがあり、おススメしたい!と思うような場合はその銘柄の株式の保有を検討してみるのも良いかもしれません。
その他高配当銘柄も紹介しています!
興味のある方はコチラもご覧ください!
⇒【高配当】5万円以下で買える日本株高配当銘柄をご紹介!利回り5%越えも!!
⇒【高配当】5%近い配当利回りも!高配当のゲーム会社銘柄をご紹介!
⇒【高配当】テレビ・動画放送系の高配当銘柄をご紹介!有名放送局にも高配当銘柄が!!
高配当銘柄①:ジャックス (8584)
その①はジャックスです。
大手信販企業で、海外事業を含めたショッピングクレジットおよびオートローンの分野では業界トップクラスの取扱高を誇っています。
また、三菱東京UFJ銀行が株式の20%を保有する筆頭株主となっており、持分法の適用会社となっています。
ジャックスは、『ジャックスカード』を筆頭に、多数のクレジットカードを提供しています。
ちなみに公式ホームページ名は「クレジットカードのジャックス」となっており、クレジットカードへの本気度が窺えます。笑
以下、ジャックスの株式情報です。
株価 | 3,935円 (2024/09/29現在) |
配当権利確定月 | 3月末、9月末 |
年間配当 | 180円 |
配当利回り | 4.57% |
株主優待 | – |
配当は年2回で、合計で4%程度の配当利回りがあります。
長期の株価チャートは以下となります。
ここ数年は上昇傾向のチャートを描いています。
2007年~2008年に大きく株価が下落していますが、こちらは業績の悪化による下落となります。
2008年3月期は赤字となったもののそこから現在(2023年)に至るまでは、赤字もなく株価は長期的にも回復しています。
2015年3月期に一度減配がありましたが、以降は年々配当が増加傾向にあり、業績も上昇傾向になっています。特にここ数年は大きく増配を行うなど株主還元姿勢を見せており、株価も大きく上昇しています。
高配当銘柄②:イオンフィナンシャルサービス(8570)
その②はイオンフィナンシャルサービスです。
イオングループで総合金融事業を担っている企業です。
日本を含むアジア11カ国・地域の子会社等で構成されているグローバル企業グループになります。
クレジットカードだけではなく、銀行や保険、リースなど広く事業を展開しています。
イオンファイナンシャルグループは、『イオンカード』や電子マネー『WAON』などのサービスを提供しています。
イオンカードは多数の種類がありますが、私はイオンシネマで映画が1000円で観れるミニオンズのイオンカードを愛用しています。ほぼ映画でしか使っていませんが…笑
以下、イオンフィナンシャルサービスの株式情報です。
株価 | 1,282円 (2024/09/29現在) |
配当権利確定月 | 2月末、8月末 |
年間配当 | 53円 |
配当利回り | 4.13% |
株主優待 | – |
配当は2月末、8月末権利確定の年2回配当で、4%程度の配当利回りがあります。
長期の株価チャートは以下となります。
ここ数年は株価は横ばいとなっています。
2021年2月期コロナによる影響もあり、大きく業績を落とし減配。黒字ではあるものの、株価は大きく下落しました。
以降、業績や配当は徐々に戻してきており、株価も戻りの兆しを見せています。
2020年2月期以前は、業績好調で配当も年間60~70円近くありました。
現在コロナ前の水準に業績が徐々に戻りつつあるため、今後の増配に期待したいですね!
高配当銘柄③:クレディセゾン(8253)
その③はクレディセゾンです。
流通系のクレジットカード大手企業です。
高島屋や三井ショッピングパークなど多様な企業と提携した、クレジットカードのサービスも提供しています。
クレジットカード以外にも、リース事業、融資事業、生命保険、損害保険の取り扱い、信用保証業務なども行っています。
クレディセゾンは、『永久不滅ポイント』でお馴染みの『セゾンカード』を提供しています。
以下、クレディセゾンの株式情報です。
株価 | 3,698円 (2024/09/29現在) |
配当権利確定月 | 3月末 |
年間配当 | 105円 |
配当利回り | 2.84% |
株主優待 | – |
配当は3月末権利確定の期末一括配当で、3%程度の配当利回りがあります。
長期の株価チャートは以下となります。
株価は長期的には横ばい、中短期的にはコロナショックピークの2020年3月を底にやや上昇傾向という状況です。
業績に関しては、年々増益と言訳ではありませんが、大きく落とすこともなく堅実に利益を出しています。
配当に関しても、ここ10年以上は増配または維持となっており、配当額が年々上昇しています。
テクニカル的にも、PBRが0.8倍程度の水準となっており、東証からの「PBR1倍以上にしてね」忠告の対象ということで今後の株価対策があるのか注目です。
まとめ
以上、クレジットカード・電子マネー関連企業の高配当銘柄をご紹介しました。
キャッシュレス決済は、今盛り上がりを見せている分野であり、また身近な分野でもあります。
ご自身で使用されているクレジットカードや電子マネーについては、使いやすさやサービス内容を実感でき、そこから会社の成長性など感じることもできるかと思います。
お気に入りのクレジットカードや電子マネーがあり、今後もっと使う人が増えそうという実感があれば、発行企業の保有を検討してみるのもよいかもしれませんね!