おもちゃ・玩具銘柄というと上場している企業が少ないイメージもありますが、実は配当や優待充実の株主還元を重視している銘柄もあります!
高配当銘柄といえば、金融・不動産・商社関連に目が行きがちです。
ただ実は、おもちゃ・玩具を扱う企業の中にも高配当銘柄があるのです!
今回はそんな高配当のおもちゃ・玩具の銘柄について、いくつか紹介していきたいと思います!
高配当のおもちゃ/玩具銘柄
おもちゃ・玩具銘柄というと、ゲームやマンガなど広く捉えることも可能です。
今回はそんな中でも、積み木やカードゲーム、プラモデルなどいわゆるところのおもちゃ・玩具に絞って、高配当の利回りを出している銘柄について紹介していきたいと思います!
おもちゃの中でも、ゲーム会社の銘柄は、以下の記事で個別に紹介しています!
興味のある方は是非コチラもご覧ください!
⇒ 【高配当】5%近い配当利回りも!高配当のゲーム会社銘柄をご紹介!
高配当銘柄①:ピープル(7865)
その①はピープルです。
人気商品ピタゴラスを筆頭に、乳幼児玩具・遊具・自転車の企画開発及び委託生産による販売を行っている企業です。
私も小さい頃はピタゴラスユーザーでした。知育玩具として成果が出ているかは不明ですが、めちゃくちゃ楽しかったです。笑
以下、ピープルの株式情報です。
株価 | 697円 (2024/09/29現在) |
配当権利確定月 | 1月末 |
年間配当 | 20円 |
配当利回り | 2.87% |
株主優待 | – |
配当は3月の期末一括配当になりますが、3%程度の配当利回りがあります。
配当額は業績に連動しています。
2022年、2023年度は5%程度の配当利回りがありましたが、現在は3%程度の配当予想となっています。
株価は停滞期と大きく変動する期があり、やや安定感には欠けます。
特に決算や月次の業績動向、配当発表のタイミングなどIR発表前後に大きく変動します。
高配当銘柄②:アミファ(7800)
その②はアミファです。
ギフトラッピング、デザイン文具、ハンドメイド雑貨、キッチン・テーブルウェア、フラワー関連、製品などを中心とした雑貨の企画・製造仕入・卸販売を行っている企業です。
100円均一向けの雑貨の企画・卸事業が収益のほとんどを占めますが、知育玩具についても一部企画や販売を行っています。
以下、アミファの株式情報です。
株価 | 595円 (2024/09/29現在) |
配当権利確定月 | 9月末 |
年間配当 | 24円 |
配当利回り | 4.03% |
株主優待 | クオカード(※3年以上継続保有) |
配当は9月の期末一括配当で、4%程度の配当利回りがあります。
上場は2019年9月と上場してから日が浅い企業です。
上場以来株価は下落傾向が続いており、これに伴って配当利回りも上昇している状況です。
ただ株価の下落だけではなく、2021年度までは配当減額無し、2022年度には上場後初の増配を達成しました。今後も増配基調が続いていくといいですね!
株主優待は長期保有条件があるので、株主優待狙いの場合は注意しましょう!
高配当銘柄③:タカラトミー(7867)
その③はタカラトミーです。
玩具企業大手のタカラトミーです。
トミカ・プラレール・リカちゃん・デュエルマスターズなど、安定的な売上に寄与する定番玩具商品を多数保有し、また新たなヒット商品も続々と生み続ける老舗企業です。
世界展開も強く意識しており、中期経営計画でもグローバルというキーワードが多数登場しています。
以下、タカラトミーの株式情報です。
株価 | 3,929円 (2024/09/29現在) |
配当権利確定月 | 3月末、9月末 |
年間配当 | 48円 |
配当利回り | 1.22% |
株主優待 | 自社商品および商品割引券 |
配当は3月、9月の年二回の配当で、2%程度の配当利回りがあります。
配当利回りは低めですが、業績は好調で、それに伴い配当も株価も上昇傾向にあります。
こちらの企業は株主優待を実施しています。
保有株式数に応じて株主限定のオリジナル「トミカ」や「リカちゃん」などの自社商品と、自社オンラインショッピングサイトで使用可能な商品割引券をいただくことができます。
まとめ
以上、高配当のおもちゃ・玩具企業の銘柄をご紹介しました。
おもちゃ・玩具を扱う企業の株価は、商品のヒット状況や外部要因に左右される部分も多いです。
そんな中でも、根強い人気のある商品を販売していたり、増配を行っている企業というのは少し安心感があります。
おもちゃが好きな方もそうでない方も一度保有を検討してみるのはいかがでしょうか。