最近はお手軽なカフェが数多く出店しており、またカフェを運営している企業も多く上場しています。
カフェを運営している企業の中には、カフェで使用できる食事券や自社オリジナルの電子マネーを株主優待として実施している企業もあります。
そこで今回はカフェが無料で楽しめる株主優待を紹介したいと思います！
エンタメ系の株主優待については以下の記事でまとめています。
興味があればご覧ください！
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カフェが無料で楽しめる株主優待
カフェに関する株主優待では、サンマルクホールディングス（3395）などのように自社商品の割引を実施している企業もあります。ただ、今回は割引ではなく無料でカフェを楽しむことができる銘柄をご紹介したいと思います。やはり無料は偉大なのです笑。
優待銘柄①：コメダホールディングス（3543）
その①はコメダホールディングスです。
コメダホールディングスは『珈琲所 コメダ珈琲店』を全国で展開している企業です。FC加盟店を中心として、フルサービス型の喫茶店のチェーン展開を行っています。「シロノワール」や「コメ牛」などヒット商品も多く輩出しています。
個人的な話ですが、私はモーニングを食べにコメダ珈琲に行くことが多いです。開店から朝11時まではドリンクを頼むと無料で、トーストとゆで卵（代わりに「手作り たまごペースト」「名古屋名物 おぐらあん」も選択可能）がついてくるのでめちゃお得です。
株主優待では自社専用の電子マネーをいただくことができます。
電子マネーは「KOMECA」というプリペイドカードへの付与となります。「KOMECA」は全国の「KOMECA取扱店」の表示があるコメダ珈琲店、おかげ庵（一部店舗を除く）で利用可能です。
コメダホールディングスの株主優待情報
コメダホールディングスの株主優待の基本情報については下記となります。
■権利確定月 2月末, 8月末 ■株価目安 100株：15～25万
| 100株以上 | 自社電子マネー 1,000円相当 ※300株以上3年以上継続保有で1000円相当追加（2月のみ） |
■コメダホールディングス株主優待公式HP
http://www.komeda-holdings.co.jp/ir/stockholder.html
15万～25万円の投資で、年2回合計2000円相当の株主優待をいただくことができます。
電子マネーはプリペイドカードの形で発行され、継続保有の場合はそのカードに随時電子マネーが入金されます。電子マネーはコメダ珈琲店、おかげ庵（一部店舗を除く）で使用可能です。
モーニングで利用すると、トーストと卵も無料でついてくるので、早起きが得意な方はモーニングで使用するのが一番お得ですよ！
優待銘柄②：ドトール・日レスホールディングス（3087）
その②はドトール・日レスホールディングスです。
ドトール・日レスホールディングスは、日本レストランシステム株式会社と株式会社ドトールコーヒーの株式移転により経営統合して設立した企業です。この経緯もありますが多数の飲食ブランドを抱える企業です。
『ドトールコーヒーショップ』を筆頭に、『エクセルシオール カフェ』『カフェ コロラド』『星野珈琲店』『洋麺屋五右衛門』など、カフェやレストラン等を展開しています。
株主優待ではこちらの ｢ドトールコーヒーショップ｣、｢エクセルシオール カフェ｣で使用することができる「株主優待カード」をいただくことができます。
ドトール・日レスホールディングスの株主優待情報
ドトール・日レスホールディングスの株主優待の基本情報については下記となります。
■権利確定月 2月末 ■株価目安 100株：10～20万
| 100株～299株 | 株主優待カード 1000円分 |
| 300株～499株 | 株主優待カード 3000円分 |
| 500株以上 | 株主優待カード 5000円分 |
■ドトール・日レスホールディングス株主優待公式HP
http://www.dnh.co.jp/html/ir06.html
10万～20万円の投資で、「ドトールコーヒーショップ｣、 ｢エクセルシオール カフェ｣ で使用可能な電子マネー1000円分をいただくことができます。
こちらの株主カードは使い切りとなっており、優待の都度カードが送られてきます。また、「ドトール バリューカード」をすでにお持ちの場合は、株主優待カードの残高を集約することも可能です。
優待銘柄③：銀座ルノアール（9853）
その③は銀座ルノアールです。
銀座ルノアールは、『喫茶室ルノアール』を主軸に複数のカフェブランドを展開しています。また、カフェ以外に貸会議室事業も行っています。
株主優待では、銀座ルノアールが展開するカフェで使用できる優待券をいただくことができます。
銀座ルノアールの株主優待情報
銀座ルノアールの株主優待の基本情報については下記となります。
■権利確定月 3月末 ■株価目安 100株：5～10万
| 100株～499株 | 自社優待券 1,000円相当 |
| 500株～999株 | 自社優待券 5,000円相当 |
| 1000株以上 | 自社優待券 10,000円相当 オリジナルアイスコーヒーセット 3,500円相当 |
■銀座ルノアール株主優待公式HP
https://www.ginza-renoir.co.jp/ir/hospitality.html
10万以下の投資で、銀座ルノワールが展開するカフェで使用可能な優待券1000円相当をいただくことができます。 また、1000株以上でオリジナルアイスコーヒーのセットももらえるため、優待の利回りとしては、1000株保有が最も高くなります。
優待券はお釣りが出ないので、最大お得を感じるためには、額面ぴったり使えるように頑張る必要があります。
銀座ルノアールは銘柄として少し注意点があります。
先ほどご紹介した2銘柄に比べると時価総額・出来高ともにかなり小型の銘柄となります。また、2021年3月期業績においては、まだコロナによる打撃から抜け切れていません。
業績悪化に伴い2020年10月～2021年3月まで役員報酬が一部自主返納されていましたが、2021年3月に、期間が延長されました（2021年4月から当面の間）※2021/3/11：役員報酬一部自主返納の内容変更及び幹部管理職の給与減額のお知らせ。
2022年3月期の業績予想も現状未定となっているため、引き続き注視していく必要があります。今後の動向次第では株主優待の廃止・株価の大幅な下落の可能性もあるため、保有検討時は特に注意してください。
まとめ
以上、カフェを無料で楽しめる株主優待銘柄をご紹介しました。
店の活況やサービスの善し悪しなどは実際にお店を訪れてみて分かる部分が多いです。全国展開しているカフェも多いですので、近くに店舗がある場合は一度お店に行ってみるのもよいかもしれません。お気に入りのカフェを新しく見つけましょう！！
