当ブログでは配当収入をベースとしたセミリタイアを目指しています。
⇒【もう働きたくない】20代の僕がセミリタイアを目指す理由
ただし「セミリタイアしたい!」と言っているだけではセミリタイアできません!!
(なんと…(;´・ω・))
正確には配当原資、平たく言うとベースになるお金をためる必要があります。
まずはセミリタイアを目指すにあたっての、目指すべき目標を設定します。
リタイアかセミリタイアか
リタイアにはざっくりですが、大きく二種類あります。
- リタイア
完全に仕事を辞める
- セミリタイア
フルタイムでの仕事はやめるが、
パートタイムの仕事など自由な時間は確保しつつも仕事をする
リタイアは、「たくさんのお金を有している方」「貯金と年金のみで生活できるような方」が成し遂げることができます…!!
基本的には、定年退職や早期退職制度などでのリタイアがほとんどです。
若年層でのリタイアは、資金力の面でセミリタイアとなる方が多いと思います。
また、今後の社会情勢・年金など不確定要素が多いので、よほどお金に困っていない限りはセミリタイアがよいです。
私が今回目指しているのも、セミリタイアです!!
気持ちとしてはリタイアしたいですが、金銭的にリタイアを目指すには時間がかかってしまいます。
精神的に私がそこまでもたない!!!!(自信あり)
セミリタイア生活の支出は年間いくらなのか?
セミリタイア後の総支出についてです。
税金は収入額に応じて変動しますが、一旦以下の通り設定します。
支出項目 | 必要費用 |
---|---|
(生活費) | |
家賃 | 50,000円 |
食費 | 20,000円 |
水道光熱費 | 10,000円 |
通信費 | 10,000円 |
消耗品費 | 5,000円 |
趣味 | 8,000円 |
雑費 | 2,000円 |
(税金関連) | |
所得税 | 3,000円 |
住民税 | 6,000円 |
社会保険料 | 11,000円 |
国民年金 | 16,500円 |
(予備費) | |
交際費等 | 20,000円 |
計 | 141,500円 (※予備費込み:161,500円) |
年間に必要な費用は、
141,500円 × 12か月 = 1,698,000円
友達はほとんどおらず、彼女もいないので、交際費や結婚式の費用などは心配いりません。
(それがよいことなのかは今考えません…!!!)
とはいえ、これはかなりギリギリの設定です。
医療費・交際費など想定外の事態が発生する可能性があるため、月20,000円余裕を持たせるとして、1,938,000円をセミリタイア生活に必要な費用とします。
ちなみに私のセミリタイアに必要な資金は200万程度となりましたが、年収90万円で生活できる方もおられます。実際にかかる生活費は人ぞれぞれになるので、みなさんも試算してみてください!
⇒【週休5日の隠居生活】年収90万でセミリタイアできるの!?『年収90万円でハッピーライフ』
どれだけお金があればセミリタイアできるのか?
セミリタイア後の収入としては大きく二点となります。
- 配当収入
- アルバイトによる収入
セミリタイアであり、あくまで仕事は副次的なものとなります。
そのため、アルバイト収入は少しの不足分を補填する程度とします。
配当生活に必要な投資額は?
現在の東証上場株式の平均利回りは2.5%程度です。(※2020/10時点)
また、配当には税金がかかります。
2020/10月現在、配当にかかる税金は「20.315%」となっています。
(かなり大きい…)
利回り2.5%とは言っても、実際に得られるお金はその8割程度である2%程度となります。
仮に市場平均である利回り2%(税引き前2.5%)での運用とすると、1,938,000円の配当収入を得るのに、必要な投資額は96,900,000円となります。
1億…これは無理だ…
高配当株(4~6%)にも投資するとして、利回り4%(税引き前5%)とします。
1,938,000円の配当収入を得るのに、必要な投資額は48,450,000円となります。
一気に5000万減りました、やったー(?)
これで現実味がでてきました。
投資総額50,000,000円があれば、多少の不測の事態を含めても配当生活が可能です。
これを目標にしたいと思います。
アルバイトによる収入
アルバイトを週2回・1日4時間・時給1000円で実施すると仮定します。
すると、月32000円、年間384,000円となります
これを加味すると上記投資額も減りますが、あくまで保証用とし計算に入れません。
企業の業績次第で配当は減ったり、なくなったりすることがあります。
以下は、高配当株として有名だった日本郵政(6178)株が突然配当無となったニュースです。
日本郵政株急落 突然の年間配当「未定」に戸惑う個人
18日の東京株式市場で日本郵政(6178)株が急落した。15日、2021年3月期の連結純利益が前期から4割減ると発表。新型コロナウイルスの感染拡大による景気悪化で先行きが見通せないとして、中間配はゼロ、年間配当は「未定」とした。
出典:日本郵政株急落 突然の年間配当「未定」に戸惑う個人 :日本経済新聞
また病気や体調の関係で働けなくなるリスクも大いにあるので、基本的には配当のみで生活できる状態をベースとします。
※一応参考までに労働年収を差し引いた表を作りました。
労働時間 | 労働年収 | 必要配当収入 | 投資額(2%) | 投資額(4%) |
---|---|---|---|---|
2日×4h (週8h) | 384,000 | 1,554,000 | 77,700,000 | 38,850,000 |
3日×4h (週12h) | 576,000 | 1,362,000 | 68,100,000 | 34,050,000 |
2日×8h (週16h) | 768,000 | 1,170,000 | 58,500,000 | 29,250,000 |
4日×5h (週20h) | 960.000 | 978,000 | 48,900,000 | 24,450,000 |
…すごい減るな…決意が揺らいでしまう(;´・ω・)
結局セミリタイアにはいくら必要なのか
必要な投資額は50,000,000円
運用の実利回りは平均4%(税引き前5%)
※セミリタイア後のアルバイト収入を考慮すると必要投資額は減る。
但し、株の暴落・減配、また急に働けなくなるなどリスクもあるので考慮しない方がよい。
セミリタイアのために
配当収入によるセミリタイアを実現するためには、
「5000万円の投資額」、「実利回り4%の運用となるポートフォリオ構成」を作っていくことが目標になります。
目標はっきりしたので、とにもかくにもこれを成し遂げるのだ!!!!!!!